心の境界線とは?

こんにちは

このブログに辿り着いてくださりありがとうございます。

「しあわせ境界線メソッド」を提供しているカウンセラーの峯平紗弥です。

あなたは「心の境界線」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

これは、自分と他人の間にある目に見えない線のようなもので、自分自身を守りながら他者と健全な関係を築くための大切な考え方です。

この境界線がしっかりしていると、自分の気持ちや時間、エネルギーを大切にできるだけでなく、相手にも適切な配慮ができるようになります。

とても大事そうに思えてきませんか?

心の境界線のイメージ

心の境界線は、家のドアやフェンスにたとえられることがあります。家にドアがあることで外からの侵入を防ぎ、必要なときに開けてお客様を迎えることができます。

同じように、心の境界線も、他者からの要求や感情を無条件に受け入れるのではなく、自分が受け入れる範囲を決めて対応するためのものです。

たとえば、友人から急な頼み事をされたとき、「できるけど、少し無理をしないといけない」と思うことがあるかもしれません。このとき、心の境界線がしっかりしている人は、自分の限界を考えた上で断ることができます。

一方で、境界線が弱いと、無理をして受け入れてしまい、後で疲れやストレスを感じてしまうことがあります。

心の境界線がもたらすメリット

心の境界線があると、自分の気持ちや時間を守るだけでなく、相手ともより良い関係を築けるようになります。なぜなら、適切な距離感を保つことで、相手に過剰に干渉したり、逆に相手から侵害されたりすることが少なくなるからです。

たとえば、仕事で同僚に相談されたとき、心の境界線がある人は「ここまでなら助けられるけれど、それ以上は自分の時間が必要」と線引きをしながら対応できます。これにより、無理なく相手をサポートでき、自分も余裕を持つことができます。

心の境界線を作るには?

心の境界線は、生まれつきのものではなく、意識して作っていくことができます。そのためには、まず自分の感情や価値観を知ることが大切です。

たとえば、「どんなことに喜びを感じるか」「どんなことをされると辛いか」を具体的に考えてみましょう。自分の好き嫌いがはっきりすれば、他者からの要求に対して「これは受け入れる」
「これは断る」と判断しやすくなります。

また、相手との関係においては、時には「ノー」と言う勇気を持つことも必要です。

断ることは決して冷たい態度ではなく、自分を守るための大切な行動です。そして、自分がどんな理由で断るのかを丁寧に説明すれば、相手も理解してくれることが多いでしょう。

心の境界線は人生を豊かにする

心の境界線を意識することは、自分を大切にし、相手との健全な関係を保つために欠かせません。この線があるからこそ、自分らしく、そして余裕を持って人と向き合うことができるのです。

少しずつでもいいので、自分の心の境界線を見つけ、育てていくことを目指してみてはいかがでしょうか?

とても大切な「心の境界線」、より詳しく知りたい方、自分はできているのだろうか?などど思われたら、一度お試しカウンセリングでご質問などしてみてくださいね。